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商品紹介

金星

夏秋栽培品種

  • 耐病性品種

ウドンコ病耐病性、省力型、秀果安定多収品種

適作型

露地栽培

【播種期】3月中旬~8月上旬まき

金星
雌花着生
主枝雌花率は、3~4月まきで50~60%、5~6月まきで30~40%、7~8月まきで20~30%、子枝は1果成り主体で連続着果率70%程度となる。
果実
果長21cm位となり、光沢のある濃緑色で果長の変化が少なく尻細・尻太果の発生もほとんど見られず果揃いが非常に良い。
草姿
葉は肉厚小葉で濃緑色、葉柄は短めで側枝節間は中位でスッキリした理想的な草姿。暑さにも強く葉焼け、芯焼けしにくく側枝の発生は最後まで安定している。
収量性
草勢と果実肥大のバランスが良く、長期間にわたり果形が乱れにくく収量も多い。
耐病性
ウドンコ病に強さを発揮し、ベト病の発生も少なく、消毒作業等の省力化ができる。

栽培のポイント

  • 果実肥大力旺盛な為、元肥は緩効性肥料を主体とし、通常よりも多めに施す。
  • 定植は、本葉は2.5枚~3.0枚展開時の若苗で行い、活着を促進させる
  • 南極一号に比べて親づるの伸長は早く、子枝の動きはゆっくりであるが、確実に発生するので、雌花の着果率は8節程度とし、7節程度、40cm位までの高さの子枝、雌花は早めに摘除する。
  • 整枝方法は、1~2節止めを基本とし、果実肥大が始まる頃には、安定した草勢の維持を図るためにも必ず生長点を3~4本は確保し、混みすぎないよう摘葉を中心に行う。
  • 追肥は、2~3本収穫したら一回目を施し、その後は肥料切れを起こさせないように早め早めに行う。
  • 生育後半は、混み過ぎないように摘葉を中心に行い、摘芯を強く行うと草勢を弱めるので、摘芯は控えめに行う。

※仕立て方には、上図以外に2本仕立て、3本仕立て等もあります。
状況に応じて選んで下さい。

  • 親づるは、26~30節(作型により異なる)で摘芯する。
  • 5~7節までの「わき芽」は、活着後に随時除去する。
  • 子枝は、1~2葉残して摘芯する。但し、枝の発生(伸び)が悪い時は摘芯中止、半放任とする。
  • 一本仕立ての株間は、60cm程度とし、長期獲りほど広くする。

【注意点】

  • 活着が順調な時は、早めに「わき芽」を除去する。活着不良の場合は、ゆっくり「わき芽」を除去する。
  • 老化苗定植をした場合や活着不良を起こした場合は、親づるの雌花を極力つみ取り親づるの摘芯位置は変える。
  • ひ孫枝は、数節止め~半放任、放任とする。